sumahokoujyouのブログ

のとられ日記。

スマホ@向上委員会と申します。

はじめまして。スマホ@向上委員会と申します。

2010年の発売より爆発的に普及したスマートフォン。今では私たちの生活には欠かせないものになりました。

私たちが日常生活を送る中で、とても有利なコミュニケーションツールですが

 その脆弱性はあまり知られておらず、フィッシング詐欺や不正引き出しなど様々なサイバー犯罪が後を絶たない状況にあります。

その危険性は着実に私たちの生活の中に潜みつつあり。今や消して他人事ではなく。誰の身にも起こり得る事になりました。

 

とは言われても”なかなかピントこない”と思われる方も多いのではないかと思います…。

 筆者も、友人がスマートフォンの乗っ取り被害に遭うまではそう思っていた1人でした。まさか自分の周辺でこんな想定外の事態が起こるなんて…。全くもって予測不可能な出来事だったのと同時に、決して他人事ではないという恐怖を感じました。

 

このブログを始めるにあたり。思い悩むことも多々あったうえでの開設となましたが。

少しでも多くの方が、サイバー犯罪被害に巻き込まれることのないことを祈り。発信していけたらと思っております。よろしくお願いします。

 

 

現在の心境と変化について

久々の投稿になりました。

 

アナログ人間だった私が、2019年にスマホの乗っ取り被害に遭い。

2020年の夏頃から私なりにコツコツと情報を拾い集め

スマホが乗っ取られてから約1年8ヶ月が経とうとしています。

ブログを始めてから7か月。

このブログを開設したことは、当時の心境からすると、とても勇気を要するものでした。

私の身の上に起きたことは、とても信じ難い行為であり、現実的にも信憑性に欠けるのではという思いと、彼に見つかってしまうかもしれない。という恐怖もあり

「友人のスマートフォンが~。という体にして始めよう」そう思ったことが開設に至る経緯です。

そしてこのブログを開設したことは私にとって小さな一歩になりました。

正直、彼らの監視下に置かれている間は誹謗中傷の嵐と終わりのない地獄のような日々でした。

ですが誰にも話すことが出来ずにいた思いを。ここで吐き出す事により、心が軽くなるのを感じれた事。

そしてTwitterを通じてセキュリティ関連の知識を学ぶ事が出来たこと、それはアナログ人間な私にとって、未知との遭遇のような衝撃的な話が多く驚きの連続でしたが、とても多くの事を学ぶことが出来たのではないかと思っております。

そして現在使用しているスマートフォンはセキュリティアプリを利用しているので、恐らく安全なハズ…。

彼らによる誹謗中傷も、私が外部に情報を発信していることに危機感を感じたかのように、ぴたりと止まり、少しだけ穏やかな時間を取り戻しつつあります。

この1年を振り返って、スマホが乗っ取られ、その事実を彼らより知らされた事。

その事実を知ったこと。知ってしまった事。

それが良かったことなのかどうか…。知らずにいたほうが幸せだったのでは…。

などと考えたりしています。

幸か不幸か問うならば不運としか言いようがないのかも知れません。

ですが、失った時間を取り戻すことはできないし、記憶を塗り替えることもできない。

私は自分の身に起きた真実を発信する事しか出来ないのです…。

 

のとられブログ

筆者の友人はスマートフォンの乗っ取り被害に遭ってから

「何の操作もしていないのに突然音楽が流れてびっくりした」と話していました。

またある時は、友人の上司のスマートフォンに友人の名前でなりすましたアカウント(LINE)に侵入されていたり。

電話帳のデータを1件だけ残し削除された事があり。その時犯人から”必要のないものから消していく”とSNS上での書き込みがあったようです。

信じられないような話ですが、実際に起こっている話です。

私自身、余りにも衝撃的なこの出来事を発信するべきものかどうか検討した上での投稿になりますが、スマートフォン乗っ取り被害の一例として心に留めおいていただければ幸いです。

 

脆弱性とは。。。??

こんにちは。スマホ@向上委員会です。今回はスマートフォン脆弱性について考えてみたいと思います。

脆弱性って何なの??”と思われる方もいらっしゃると思いますが。脆弱性とは分かりやすくご説明すると。

 

『情報セキュリティ上の欠陥』です。

 

そもそもインターネット全般に共通することですが。

”まっとうな振る舞いをする人が、まっとうに振る舞うべきだ”と考える状況で使用することを想定して作られたもので。

セキュリティに関する仕組みが十分に組み込まれていなかった。という経緯があるとの事です。

 

その意標を突き、犯罪目的で利用する攻撃者も含めてアクセスするようになった事により、不正アクセスやサイバー犯罪が後を絶たない状況を生み出してしまっています。

 

OSメーカーによるサーバーのセキュリティ対策、ネットワーク機器のセキュリティ対策など様々な対策が とられていますが、攻撃者のスキルも上がり、その手口も年々巧妙化しているため、今もいたちごっこが続いている状況にある。という事です…。

 

インターネットは今や世界中の人や組織を繋ぐかけがいのないものになりましたが、その反面、顔のない第三者に狙われているかもしれないと思うと恐ろしいですね。

これからはこの脆弱性を理解したうえで利用できるように、心がけていきたいと思います。

 

総務省『国民のための情報セキュリティサイト』↓↓↓↓↓こちらもあわせてご覧ください。

 

 

きっかけはSNS

友人がスマートフォンを乗っ取られるきっかけになったのは共通のSNSだったようです。

何気ない日常会話のWordや周辺の様子などがSNS上で書き込まれるようになり違和感を感じたとの事でした。

そんなことが2、3ヶ月続き、監視カメラか盗聴を疑った友人は、家の中や車の中を必死に探し回りましたが、発見には至らず落ち込んでいた時、ふとこんな事を思ったそうです。

「監視カメラや盗聴でないとすると何なのか、何故こちらの様子が知られているのか、監視カメラや盗聴に代わるものは何なのか…。」

この出来事がきっかけとなりスマートフォンが乗っ取られていることに気が付いた。ということでした…。

 

この頃から友人は体調を崩し、会社も退職に至るまで追い込まれました。

私がお伝えしたいのは1人で抱え込まずに誰かに相談してほしいということです。

専門の相談機関や専門の業者さんもいらっしゃいます。

手を差し伸べてくれる人は必ずいるはずです。

あと有料にはなりますが、スマートフォンのセキュリティ強化をお勧めいたします。インターネットに脆弱性がある限り、セキュリティソフトやアプリは今後必要不可欠となることでしょう。

 

スマートフォン乗っ取りダメ✕✕絶対!!

友人がスマホを乗っ取られていることに気が付いた時にはすでに2、3ヶ月経過していたようです。

乗っ取られていると気が付いた時から友人は精神状態が不安定になり、仕事もままならなくなり、体調を崩し心療内科にも通ってはいましたが。4ヶ月後に勤めていた会社も退職していたようです。

 

どうして被害者の彼女が、こんなつらい思いをしなくてはならないのか、なんでもっと早く打ち明けてくれなかったのかと、彼女の思いを考えると、いたたまれない気持ちでいっぱいになります。

 

スマートフォン乗っ取りは違法行為であり、どのような状況だとしても許されることではありません。不正アクセス禁止法|第3条では3年以下の懲役又は、100万円以下の罰金。とあり、れっきとした犯罪です。

絶対にしてはいけません✕✕✕

 

被害者の受けるダメージは計り知れないものがあります。今はただ友人の回復を祈るばかりです。